永遠には長すぎる今日のこと:03

土方の手荷物を座席の下に入れながら、飯食ってくか、と尋ねた銀八に、「できれば先生の料理が食いたい」と土方が可愛いことを言うので、銀八はがぜん張り切って、「じゃ、スーパー寄って帰るぞ」と、土方用のヘルメットを放った。バイクに跨りながら、「元気だったか」と銀八が言えば、「銀八先生がいなかったから元気じゃなかった」と、土方は銀八の腰に両腕を巻き付ける。「お前ほんとにそう言うの止めろよ、事故るから」と、土方の手をぎゅっと握って離した銀八は、裏口から自宅近くのスーパーを目指した。十六分の距離だった。
「しかし、ほんと意外だったな」と、きれいに焼けたオムライスの腹へ慎重に一筋のマヨネーズを掛けながら土方が言うので、ケチャップで『十四郎(はーと)銀八』と描きつつ、「何が?」と銀八は返す。「料理上手なこととか、部屋がきれいだったこととか、面倒見が良いところとか」と、今までにも何度か聞いたようなことをしみじみ重ねた土方に、「良い嫁になりそうか?」と銀八が尋ねれば、「俺に甲斐性があったらな」と、土方は答えた。
「ああ、そう」と頷いた銀八に、「なんでそこで赤くなるんだよ」と、土方が言うので、「いや、お前が金持ってたら嫁にしてくれんだなと思って」と、ケチャップを置きながら銀八は返す。一瞬言葉に詰まったあと、マヨネーズを脇に置いて猛然とオムライスを食べ始めた土方に、「ゆっくり食えよ」と銀八は声をかけたが、「いろいろ限界なので、先生も早く食べてください」と、教室以外ではほとんど聞かなくなった敬語で土方は答えた。そう言われてさっさと食べ始めたら俺も待ちきれねーみたいじゃねーか、と銀八は思ったものの、その通りなので特に反論はせずに、銀八にとっては少し甘めのケチャップライスを頬張った。
年末には一応生娘だった銀八も、さすがに半年経てば挿入中にも一息つけるようになる。それでも、「久しぶりだと、やっぱ痛ェな」と、土方の足に座る形で銀八が言うと、「一人でしたりはしねえの」と、軽く腰を突き上げながら土方は言った。「一人で何をしろっつうんだよ。ここはお前の息子さんだけで定員オーバーです」と、銀八が返せば、土方が急に大きくするので、「馬鹿やろっ、だから容量ギリギリだって言ってるだろ」と、銀八は土方の首にしがみつく。ぐちゅり、と耳障りな水音が結合部から響いて、「もう溢れるぐらい注ぎたいです」と、土方は銀八の肩を舐めた。
キスマークは、痛いので止めようと言ってある。少し伸びていた銀八の爪も、整えてはあった土方の爪も、食事のあと綺麗に切りそろえてやすりまでかけたし、お互い噛みつくような趣味は無かった。だから、行為のあともお互いそれなりに身体は綺麗である。銀八の尻も、痔になるほど切れたことは今のところないし、土方の男性器が尿道炎になったことも無い。しごく真っ当な性行為をしている、と自負する銀八は、それがアナルセックスである事と土方が同性である事に微塵も違和感はなかった。
「なあ」と、土方の動きに併せて息をしながら銀八が言うと、「今忙しいんだけど」と、土方が嬉しいような悲しいような言葉を吐くので、「俺が淫行で捕まったら、お前ほんとに俺を養ってね」と、冗談交じりに銀八は告げる。一瞬絶句した後で、「萎えるようなこと言うなよ」と、土方に抱きしめられて、「いやまあ、死活問題だから」と、銀八は笑った。笑えるようになったから言ったことでもある。一番の問題だった年齢は、今年の五月でクリアした。今なら、最悪関係が露見したとしても、銀八か土方が学校を辞めれば済む程度の話になるだろう。何しろ、和姦なのだし。その上、暴行罪が適用されるとしたら銀八の尻だ。
ふふっ、と銀八が楽しそうに土方の首にすり寄れば、「くすぐってえ」と、土方は銀八の髪を撫でる。「好きなくせに」と、銀八が汗だくの土方に囁くと、「銀八こそ」と、土方は銀八の頬を掴んで、噛みつくようなキスをした。とたんに、きゅう、と中が蠢いたのが自分でもわかって、「うわぁ」と銀八が漏らせば、「なんだよそれ」と、銀八を布団に押し倒しながら、土方は笑った。土方に合わせて、身体を作り変えているような気がした。
汗とローションと精液とでべたべたになったシーツとバスタオルを洗濯機で回しながら、銀八は土方と交代でシャワーを浴びる。さすがに、この季節は二人で風呂に入るには向かない。どう考えても入浴だけでは済まない以上、密室は避けたかった。こんなところで、そんな理由で窒息死はしたくないので。
「腹上死ならともかくなあ」と、煙草を咥えながら夜のベランダでシーツを干す銀八は、「何の話だ」と、後ろから抱きつく土方に、「この部屋は換気扇の効きが悪いって話」と、答える。「壁が厚いだけマシだろ」と返した土方は、銀八の唇から煙草を取って、緩く唇を合わせた。シーツ一枚隔てて、世界に二人きりのようだった。まだ夜は長いので、またしても良かったが、別に銀八は土方とセックスだけがしたいわけではない。たぶん、土方もそうだった。昼寝用として買った長座布団に寄り添って座り、適当に借りたDVD(Blue-rayは再生機器が無い)を流しながら、銀八と土方は取りとめもない話をする。あの薄暗い国語研究室でずっとそうしていたように。
「いちごオレがちょっと恋しい」と、銀八が言えば、「買ってくる」と、土方がすぐに腰を上げるので、「いいよ、ここにいろよ」と、銀八は土方の手を掴んで引き止めた。「いちごオレはココアで代用が利くけど、お前は代わりがいねえんだから」と、銀八が続けると、「そういうの止めてくれよ、ちょっと勃った」と言いつつ、土方は銀八の隣に戻る。「パンツも洗っちまったから、抜くならちゃんと脱げよ」と土方の腰を抱いた銀八に、「大丈夫です、抜くなら先生の顔にかけます」と、開き気味の瞳孔で土方は答えた。わりと本気の目をしていた。

それから手と口とで二度ほど抜きあい、いい加減寝るか、と布団に入った後で、「そういえば、花火見んだっけ」と思い出したように銀八が言うと、「いいのか」と、土方は銀八に向き直る。「別にいいだろ。教師と生徒だって、花火くらい見に行くんじゃねえの」と、銀八が答えれば、土方は不満そうな顔で、「今までも誰かと見に行ったのかよ」と返した。
「いや、俺はしたことねぇけど」と言った銀八は、「お前ねえ、そんな顔するんだったら『いいのか』なんて聞くなよ」と、土方の髪を緩くかき混ぜる。土方のまっすぐな黒髪はもつれることも無く、銀八の指の隙間からさらさら零れ落ちるばかりだ。対面を気にしているのは銀八ばかりではない。この程度の嫌味は許されるだろう。「…ほんとは来年まで待てば安心なのはわかってんだ。でも、俺は銀八先生と今年の花火が見たいんだよ」と、銀八の胸に擦り寄りながら言った土方に、「そうだな、来年も一緒にいられる保障はねえしな」とごく軽い調子で銀八が返すと、「なんだそりゃ」と、土方は思い切りよく顔を上げた。「なにって、そのままだろ。お前は大学生になって、俺より好きな相手ができるかもしれねえし、俺は俺でそのうち転任する可能性もあるし、実家から見合いが来るかもしんねーし」と、銀八が数え上げれば、土方は銀八の顎をつかんで、「それ本気で言ってんのか」と、押し殺した声で言う。
「そんないい加減な気持ちで男とこんなことになってんのかよ」と、尋ねた土方に、「っつか、お前は俺と添い遂げる覚悟があんの?」と銀八が問い返せば、「当たり前だろ」と、土方はよく通る声で答えた。純粋に嬉しかった銀八は、けれども、「俺にはねえけどな」と、土方の言葉を切り捨てる。「俺はさあ、女も知ってからお前とこうなってるけど、お前童貞からいきなり俺だろ?いつか弾みで女とセックスして、その方が良くなって、でもお前が同情で俺と付き合い続けるとか、想像するだけで気持ち悪ィもん。ギリ二十代のうちはいいかも知れねーよ、でも俺は確実にお前より十年早く年取ってくし、たぶんどんどん辛くなってくよ。俺が重荷になる前に、さっさと別れたほうが賢い選択なんじゃね?お互いのためにも」と、続けた銀八は、目を見開いた土方の頬をあやすように撫でた。
この先長い人生の中で、土方には銀八より大事な人間ができないとも限らないし、もしそうなったときに土方の芽を潰したくはない。もしかしたらこれで終わってしまうのかもしれないが、でもこれは銀八の本心だった。よしよし、と銀八が土方を撫で回していると、不意に土方は銀八の胸に擦り寄って、銀八を抱きしめる。「ふざけんな、なんでお前がいるのに女とする話になんだよ。年なんて、お前が取ったら俺だって取るんだよ、十八と二十六じゃどうにもならなくても、三十一と三十九ならそんな変わんねーだろ。…むしろ、なんで例えが俺の心変わりばっかりなんだよ。むしろお前だろ、俺は完全に大人のお前を好きになったけど、お前は高校生が好きなのかもしれないだろ。っつうか、そうなのか。卒業した俺にもう興味はねえから、ここで俺を切って次に乗り換えようとしてんのか。二十歳過ぎたら用済みなのか」と、矢継ぎ早に続いた土方の言葉に、「人聞きの悪いこと言うんじゃねーよ、ガキに興味持ったのなんか成人して初めてだし、この先もねえよ」と、銀八がそこだけは否定すれば、「嘘吐け、よく考えたらお前が俺に惚れる要素なんて、若さ意外どこにもねえじゃねえか」と、土方は銀八を抱く腕に力を込めた。
「馬鹿、お前顔も性格もあっちの方もものすごく好みだったっつの。なんだよこの黒髪ストレート、すげー気持ちいいよ。ああでも、別に禿げても嫌いになったりしねェけど」と、銀八が土方の髪に鼻先を埋めると、「ハゲるならテメーだろ、この猫っ毛」と、土方は銀八の髪をわしっと掴む。「勘弁しろよ」と、わりと冗談ではない銀八が引きつった笑みを漏らせば、「禿げても、年食っても太っても足が臭くても無職になっても好きだ。いつか下の世話までしてやるから、覚悟しとけ」と、土方は言って、口を閉じた。
熱烈だな、と土方を抱き返さずに白い壁を見つめた銀八は、「お前、やっぱり一回女抱いて来いよ」と、土方に告げる。「何でそういう話になんだよ」と、声を荒げかけた土方を遮るように、「そんで、比べて俺のほうが気持ち良かったって言ってくれ。女のおっぱいより俺の貧相な胸がいいって、柔らかい膣より濡れもしない俺のケツの方がいいって、そう言ってくれ」と、いっそ懇願するように銀八は言った。無理を言っている自覚はある。ひどい話だ。銀八は、土方が銀八を愛していることを知っていたし、土方は一途な人間だった。銀八だって、土方が銀八以外の誰かに触れることなど考えたくもない。でも、それ以上に心苦しいのだ。銀八以外知らない土方が銀八の手を取ったところで、それはただの磨り込みのようなもので、選択ではない。銀八は、土方自身の意思で銀八を選んで欲しいのだった。
と、不意に土方が服の上から銀八の乳首を摘まむので、「うわっ」と銀八は土方を軽く突き飛ばす。「なんだよ」と、布団に起き上がりながら銀八が胸元を押さえれば、「別に貧相じゃねえよ」と、土方は言った。銀八と同じように布団に座りなおした土方が、「確かに平たいけど一応揉めるし、乳首も咥えられるくらい育っただろ。尻だって、びしょびしょにはならなくても弄ってりゃ柔らかくなんじゃねえか」と続けるので、「それはお前がさんざん舐めたからだろーが」と、銀八が土方を蹴飛ばせば、「何か悪いのか」と、土方は銀八のふくらはぎを掴む。土方がそのまま距離を詰めてくるので、バランスを崩しそうになった銀八が土方の肩を掴むと、「お前が巨乳好きなのはここにある本とビデオでだいたい理解したけどな、男が全員そうだと思うなよ。俺はお前のこの胸が良いし、この尻が良いんだよ」と、土方はここぞとばかりに銀八の身体をぺたぺた撫でまわした。
「それに、俺がお前しか知らないっつうなら、お前だってチンコは俺のしか知らねーだろ。アレか、お前は誰かに突っ込まれて来いって言われてホイホイ実行できんのか?やったら殴るけどな」と、とんでもないことを口走る土方に、「おぞましいことを言うんじゃねえよ、むしろ言われた時点で俺がお前を殴るわ」と銀八がぶんぶん首を振ると、「俺は今完全に先生を殴りたい気分なんですよ」と、土方はにっこり笑って見せる。完全に瞳孔は開いていたが。顔がきれいなだけに、土方の笑顔には妙な迫力があって、「怒ってんのか」と尋ねた銀八に、「むしろ悲しい」と、土方は言う。
「これで俺がほんとに女抱いて帰ってきたら、先生は泣くくせに」と、言った土方に、「泣かねえよ」と銀八は答えたものの、「泣くだろ、俺のいないとこで」と、土方は引かない。「もう諦めろよ、お前の腹は読めてんだよ。俺の卒業が寂しいのは良くわかったから、さっさと俺に合い鍵よこして入り浸らせろ」と、土方の言葉が飛躍しているので、「入り浸ってる時間なんてねえくせに」と、銀八が一ヶ月近く放置された恨み事を漏らせば、「お前にだってなかっただろうが」と、同じくらい恨みがましい声で土方は言った。「いつ電話しても眠そうな声出しやがって。俺が今日来なかったら、ほんとに夏休み中会わないつもりだったんだろ」と、どんどん眉間の皺を深くする土方に、「いや、だってそれはお前が言いだしたことで、俺は立場上それを崩すわけには…いかねえだろ…」と、銀八の声は尻すぼみになって行く。「お前の立場なんて、俺とどうこうなった時点で完全にどうしようもなくなってんだろうが。俺はお前が好きだけど、別にお前が教師だから好きになったわけじゃねえんだぞ」と、呼吸の届く距離で土方が言うので、銀八は思わず目の前の土方の唇に唇を重ねた。ほんの数秒で離せば、「…だから、それで誤魔化すなって」と、言いながら土方が目を反らすので、「俺だって、お前が生徒だから好きになったわけじゃねえよ」と、銀八は告げる。
「来年からお前がいないのは確かに寂しいし、夏休みに会えねえのも辛かったけど、お前の為なら我慢する。これ以上重荷になりたくねえからな。お前が大学生になったら、いろいろ出来ることも増えるだろうし、もっと楽しくなるだろうなって、そういうことを考えたりもするけど、そうじゃねえことも考えるのは当然だろ。不安なんだよ、お前かっこいいんだから、いつ目が覚めるんだろうって、そればっかなんだよ。こんなこと言いたくねえけど、生殺しにするくらいならいっそ一思いに今殺してくれよ」
滔々とまくし立てた銀八が、「お互いに探り合わねえと花火一つ満足に見に行けないような関係なんて、どうしたってまともじゃねえだろ」と、最後にぽつんと付け加えれば、「お前、本当に俺のこと好きなんだな」と、土方はなんだかとても嬉しそうな顔で言った。「今そう言う話じゃなかったよね?いや好きだけど、そういう場面じゃなかったよね、お前ちゃんと俺の話聞いてた?」と、イラっとした銀八が土方の胸倉を掴むと、「聞いてたけど、お前が俺を好きで、俺もお前が好きだって、それ以上のことは何もわかんねえよ。不安?そんなもん当り前だろうが、俺だってお前がいつ俺に飽きるかドキドキしてんだよ。お前は俺に手を出してこねえし、俺が手を出してからもそんなに俺に触んねえし、…それこそチンコにしか用がねえのかと思って」と、土方は目を反らさずに返す。
「ちょっと待って、何の話?」と、尋ねた銀八には答えず、「女がどうこうとかな、それは俺の台詞だろうが。俺に突っ込まれて、空いたお前のチンコはどこに行くかって、よその女の胸やマンコに刺さってたらどうしようかと思ってんだよ」と、続けた土方は、おもむろに銀八の股間をぎゅっと握った。痛ッ、と声を上げた銀八に、「もう使う気がねえならこのまま潰しても問題ねえだろ」と、土方が座った眼で告げるので、「待って、使う、まだ使うから!土方くんの処女も俺がもらう予定だから、卒業したら!」と、銀八は押し殺した声で叫ぶ。銀八が土方に手を出さなかったのは、土方が生徒だったからと言う以上に、童貞のまま処女喪失と言うのはあまりにも気の毒だと思ったからだ。土方相手ならどちらでも良かった銀八は、だからずっとこのままでも良かったが、一度くらいは土方にも挿入したい。何しろ、予想以上にアナルセックスは気持ちが良かったので。「出まかせじゃねえだろうな」と、疑り深い目をした土方に、「セックスしても捕まらなくなったら土下座してお願いするつもりでした!」と、銀八が必死になれば、「そうかよ」と、ようやく土方は銀八の銀八を開放する。
股間を庇いながら、「ていうか、土方は俺にチンコいれて欲しかったの?」と、銀八がおそるおそる尋ねると、「…男同士なんだから、それが平等だろ」と、土方は軽く目を反らした。うわあ、と思った銀八が、「なんかもう結婚するか」と、真顔で言えば、「どこの国でだ」と土方が意外に乗り気なので、「新婚旅行に行きたい国だろ」と、銀八は返して、そのまま土方の胸に倒れこむ。とっさに銀八の体重を支えきれずに、布団へ崩れた土方が、「おい、危ねえだろ」と抗議する声を唇で塞いだ銀八は、「卒業したらセックスで祝ってやるから、家から通える大学にしろよ」と、土方の耳元で囁いた。
「大学生になったら朝帰りも簡単だろ」と、銀八が笑えば、「何いきなり開き直ってんだよ」と土方は呆れたように言ったものの、「どこに出しても恥ずかしくねえ大学に合格して、お前にも箔付けてやるから、楽しみにしてろ」と続けて、銀八の背中に両腕を回す。「お前が留年しても、それはそれで嬉しいけどな」と言った銀八は、「嘘付け」と髪を引く土方に、「嘘じゃねえって」と返した。「まだあと半年あるだろ」と、ずいぶん物分かりの良いことを言う土方が、それでも銀八の髪に顔を埋めるので、「ああ、半年だな」と、銀八は土方の胸で目を閉じる。この一年があっという間だったことを思えば、半年はひどく短い時間だった。同じ声で、「明日晴れるといいな」と銀八が続ければ、「そうだな」と土方は答える。それ以上は何も言わなかった。


( 3Z / 土方十四郎×坂田銀八 / R-18 / 130826)  ←前の話  続き→