[そして夜は昨日を繰り返す]


そ し て 夜 は 昨 日 を 繰 り 返 す



「出てけ」
「分かった」

小十郎が珍しく感情のままに吐き出した言葉に、間発いれずに肯定が返った。
それ以上は反論も言い訳もせず、荷物をまとめる小さな音だけが空気を震わせる。
いつも通り必要最低限のものを詰めた布袋を背にかけると、無造作にカウンターへと投げられた鍵を取って、それから後ろも見ずに扉の向こうへと消えた。
耳を済ませてみたが、防音の効いた壁の外からエンジン音は聞こえてこなかった。

忌々しげに息を吐いてソファへと沈み込む。
ひどくくだらない言い争いをした。争うというよりは小十郎の一方的な糾弾である。
いつまでここに来る気だと、半ば本気で、半ばあきらめのような心持で投げた言葉を酷く真剣に受け取られた。笑みを消して、ここにいちゃいけないの?と問い返されて返答に詰まった。へらへら笑っているときは酷く幼く見える顔が、妙に冷たく見えた。
それからなし崩し的に佐助へと暴言を吐いた。といっても普段といっていることはあまり変わらなかったのだが、まるで笑おうとしない佐助に小十郎は妙に苛立って、

…現在に至る。


小十郎と、同居とも居候とも言いがたい関係にある佐助はバイク乗りである。
日本中をフラフラしており、もちろん定職になど就いてはいない。肩書きは一応フリーライター、と言えば聞こえはいいが、実際は好きなところで好きなことをしてきたと好きなように書いたものを酔狂な編集者が買い取っているだけである。なかなか良い値段で取引されているが、気が向かなければ書きはしないし、向こうも強要はしないので安定した職業とはとてもいえない。
それでも金に困った様子はないところをみると、おそらくは旅先で仕事をしているのだろう。
妙に手先の器用な奴だ、食うには困らないに違いない。

そこまで考えたところでもう一度息を吐いた。
先ほどはどこか様子がおかしかったが、普段は本当に何があってもへらへら笑っているような人間だ。二月もすればまた、出て行けといわれたから出て行ったがかえってくるなとは言われなかったら帰って来た、などとやはりへらへら笑いながら姿を現すのだろう。
そう結論付けて、玄関の鍵を閉めた。
チェーンまでかけなかったのは、朝出て行くときに面倒だからだ。断じて佐助が帰ってきたときのためなどでは、ない。


ふたりの出会いというのもおかしなものだった。
数年前、まだ大学生だった小十郎が指導教授の部屋に行くと、なぜかへらへらした赤毛頭が机の上で寝ていた。あまりにも堂々とした寝姿だったので、別のゼミの人間だろうと思い気にも留めなかった。ただ、邪魔だったのでごろりと寝がえりを打たせても、頭の横でどれだけペンを走らせても目を開けなかった寝ぎたなさだけは覚えている。
次の日も、その次の日も赤毛頭は研究室で寝ていた。机の上で、椅子の下で、窓枠の上で、ある時などドアの前で寝転がっていた赤毛を蹴とばした時は、いくらなんでもこれはひでェんじゃねえかと思ったが教授が何も言わないので小十郎も黙って作業を続けた。もちろん蹴とばしても眼は開かなかった。
結局その赤毛頭はそれからしばらく研究室に置物のように居座り、ある日突然いなくなったのだった。

後から聞けば佐助はゼミの受講者ではなく、それどころか大学の学生でもなく、さらにいえば高校卒業すらしていなかった。単に家が近所だったので学内の抜け道にも詳しかっただけだという。
ということを、いなくなったのと同じだけの唐突さで現れた赤毛頭に告げられた。
なんでも、小十郎がはじめて研究室で赤毛を見た数日前、旅先で小十郎の指導教授と意気投合したのだという。世間話の末に赤毛が実家で身を持て余しているという話を聞きつけ、それならばと研究室を提示したらしい。仮にも教職にある身でそんな提案をするほうもするほうだが、真に受けるほうも相当である。
何してやがる、と凄めば、なんか家から近かったしここの人たちみんないい人だったし、ほんと暇だったんだよねえとへらへらした返答が返ってきて頭が痛くなった。つまるところてめえは幾つだと尋ねれば、来年で結婚できるよーになるよ、と頭の悪そうな声がした。ということは、17。

「あんたはいくつなの」
「2回生だ」
「?何回留年してんの」
「一度もしてねえよ」
「あ、じゃあ浪人?」
「してねえっつってんだろ」
「えええ?!じゃあ普通に?二十歳とかなの?」
「普通にもなにも当然だろうが」

えー、えー…俺あんたのこと修士か講師だと思ってた、と不可解なものを見る目で赤毛が言う。どういう意味だこの野郎と言えばそういう顔がこえーんだよーとけたけたと笑う。

「あーじゃあ変な遠慮とかしなくてよかったじゃん」
「ごろごろと寝腐った上で、どの口がそう言いやがる」
「えーだっていっつも顔しかめてるしー、俺見つかったらやばい身空だしー」

いつもも何も、小十郎が目を開けた赤毛を見たのはこれがはじめてだった。
訝しげに目を眇めた小十郎に、この学校にはやくざがいるから気をつけろとあの教授に言われていたのだと赤毛は言う。遠目で見て、あーあれしかないなーとおもってたらピンポイントでここに来るから焦ったー、と赤毛は笑った。ということは今までのアレは。

「狸かてめェ」
「や、大体ほんとに寝てるんだけどさー、なんかあんたがくると、ふ、って目ェ覚めるんだよねえー」

やっぱ空気が違うのかなーそっちの人は、と戯言をはく赤毛の頭に鉄拳を見舞ってから俺はやくざじゃねえと仏頂面で告げた。
わかってるよ、と返した赤毛は、佐助と名乗った。

それからまた少ししてから佐助は姿を消し、1、2ヶ月に一度研究室に姿を現しては寝たり起きたりを繰り返し、小十郎がいればぽつぽつと言葉を交わすようになった。妙な土産を押し付けられるようになったのもその頃からだ。

繰り返すが、佐助と小十郎の関係は本当にただそれだけだった。
へらへら笑う頭の軽そうな男は見た目ほど軽薄でも浅薄でもなく、高校中退といっても喧嘩や薬や女といったお決まりの理由ではないことも知った。その上で、やはり軽い頭と態度には何度も苛苛させられた。
大学卒業後、なし崩しのように転がり込まれたのだって腐れ縁の延長だ。
たまに帰ってきては(ただいまといいやがるのだ、あの穀潰しは)全国銘菓や銘酒、木彫りの熊なんかを笑顔で差し出す。そして毎回2,3万から10数万まで、額は違うが必ずいくらかを置いてまたふらりとどこかへいく。
せめて帰る前と往く時くらいはそう告げろというのに、何度言っても佐助は耳を貸そうとしない。へらへら笑いながら帰って来て、へらへら笑いながら知らぬ間に往ってしまうだけだ。


そういえばあれの出て行く姿を見るのはこれがはじめてだったと、今更になって思った。


佐助のいない日常は酷く穏やかで、瞬く間に一月が経った。佐助は帰ってこない。
二月経った。佐助はまだ帰ってこない。今回の目的地はよほど遠いのだろうか。それとも目的などはいつだってないのだろうか。
三月目になって、佐助の実家に電話をかけた。特に連絡はないという答えで、あれは生きているかと逆に訊かれた。思わず答えに詰まり、詰まったことに憤りを感じて差し障りのない返答をした。
何気なさを装って佐助の携帯にメールをしてみたが、返事は返ってこなかった。

ある日、いつか佐助が持ち帰ってきた琉球ガラスのグラスが割れた。仕方がないので、これまたどこかで佐助が作ってきたという白磁の湯飲みに切り替える。これが割れたら、次はやはりどこかの店から佐助が買ってきたベネチアグラスだ。まるで規則性のない土産物は、それでも確かに小十郎の生活に侵食している。
この前、俺これすきなんだよねー、とへらへら笑いながらあいつが買ってきた堅い八橋は最後のひとつがいつまでも片付かないままだ。そろそろ消費期限が危ないと思いながら、どうしても処分する気にはならなかった。
すきだというなら、最後まで佐助が責任を持てばよいのだと心の中で呟いた。

四ヵ月経った所で、佐助の携帯に電話を入れた。
『お客様がおかけになった番号は、現在電波の届かないところにおられるか、電源が入っていな』
几帳面な女の声でお決まりの台詞が流れ、言い切る前に電話を切った。腹が立ったのでアドレスを消去してやった。これで着信拒否だ、ざまぁ見ろ。

地味な嫌がらせは相手がいなければ伝わることもなく、そうして緩やかに半年が過ぎた。

ここまできてようやく捜索願、という言葉が頭を過ったが、成人男性の失踪など別に珍しくもないだろう。特に佐助などは前科がありすぎる。ここに佐助の表札などはなく、というか1、2ヶ月に一度しか帰っては来ず、年間を通しても2ヶ月もいれば良いほうだと言う人間のことを同居人と証することはできるのだろうか。
確認したことはないが、恐らくできないだろうと思った。

気づけばこの部屋に佐助自身の痕跡はほとんどない。否、無駄な土産が多いため佐助の痕跡はたくさんあるのだ。ただ、あれがわずかでもここで暮らしているという気配があまりにも希薄だった。
眠るときはソファだし、服は小十郎のものを奪って着るし、必要なものはほぼ使い捨てで済ませている。およそ人間が「生活」するために増えていく、ある意味では無駄なものが一切なかった。
あれがここに置いていくのは土産と金だけだ。

もし、と呟く。
佐助には言っていないが、小十郎は佐助が渡す金のうち、佐助にかかる僅かな生活費を除いた全てを佐助用の講座に貯金している。あらゆることにあまり執着しない佐助は、コピーライターの収入さえ小十郎の口座に振り込むように指定していたので、それも毎回移し変えている。正直言って面倒だ。いつかこっそり佐助用の口座に送金されるように設定しなおしてやろうと思っている。
とにかく奴が転がり込んできた当初から続けているそれは、今では結構な額に膨れ上がっている。小十郎は其れを佐助がここに帰らなくなる時に選別として渡すつもりだった。恐らく其れを告げても佐助は何も感じないだろうが、いつか何かあったときのために、と。

もしも佐助がどこかで野垂れ死んでいたら、これで葬式を出してやろうと思う。
まずは死体探しに興信所か私立探偵を使い、酷い姿だったらエンバーミングを施し、無心論者(というよりも神を信じることすら面倒なのだ、あれは)である佐助のためにありとあらゆるスタイルで式を挙げてやろう。告別式に香典返し、それからいやみなほど立派な戒名と墓石。
すべて完璧な嫌がらせだ。もしかしたら足が出るかもしれないが、そのときは自腹で補填してやろう。酷く嫌そうに墓から這い出てきそうな佐助の顔を思えば安いものだと、そう思って少し笑った。
笑ってから、本当に死んでいるとはとても思えないと小十郎は哂った。

今頃は、どこか別の場所で笑っているのだろうか。
元々1,2ヶ月に一度、それだけの付き合いなのだ。それ以上にあれを知っている奴がいるとは思えないがそれにしてもそれだけだった。別の場所で笑う機会などいくらでもあったに違いないし、そうやって世間を渡っているのだろう。いい加減な男だから。
しばらく考えた末、問題はその笑いを自分はもう二度と見ないかもしれないということなのだと小十郎は気づく。其れは、少しだけ嫌だと思った。
嫌だと思ったことが、嫌だった。

もう帰っては来ないかもしれないが、最後に見た顔があんな無表情というのはいただけない。へらへらと笑えばいいのだ。詰られようが殴られようが、えーやだーいたいーなどとへらへら笑っていたらいい。小十郎のたった一言であんな顔をするほどのことなら、一度出て行けといわれたくらいで諦めたりしなければ良いのだ。

「あんの赤毛頭は…」

いてもいなくても俺の神経を苛立たせるのか、と小さく呟いた、その時。

がちゃり、と音がした。狭くもないがそう広くはないマンションの、鍵がかかった扉の向こうで、がちゃがちゃと取っ手を動かす音がする。しばらくしてから鍵を差し込んで回す音がして、小十郎は思わずソファから腰を浮かせかけたが、あまりに馬鹿馬鹿しいのでまた深く座りなおした。
ドアが開いて、ひたひたと静かな足音がする。あれは、性格の割に気配の薄い人間だ。
リビングの向こうに半年振りの赤毛頭が覗いて、そうして、

「ただいまー」

…響いたのはいつも通りの台詞だった。
普通に帰って来た。やつれた様子も疲れた様子も汚れた様子も微塵もなく、出て行ったときと違うのは服装と髪型くらいだろうか。半年前は短かった髪を、無造作に輪ゴムで留めている。そしていつもどおり無造作に提げた布袋から土産を取り出した。

「今回はねー、ささかまとー、清酒とー、わさびとー、するめいかとー、あおりいかとー、ほたるいかの一夜干しとー、」
「ちょっと待ていかだらけじゃねえか」
「そうだねえ生臭いね」

だから甘いもんとか買うと匂い付きそうでさあ、と的外れなことを言ってへらりと笑った。
半ば冗談とはいえ葬式まで考えた佐助が、目の前で笑っている。
小十郎は怒鳴りつけてやろうと口を開いたが、何をいっていいかわからなくなってまた閉じた。そうして別の言葉を紡ぐ。

「…お前携帯は」
「あー、この間海に落としちゃって」

聞いてよ〜メモリぜーんぶなくしちゃってさー、俺実家の電話番号しか覚えてないからなんもできなくてさー、と間延びした声で文句を言う。この間って、何ヶ月前の話だ。電源云々の問題ですらなかったのか。電話帳引けよ、と呟くとああその手があったかとへらへらと笑った。

「…帰ってくるとかいうなら、電話番号くらい覚えとけ」
「うーん、でもあんまりかける機会ってないし」
「そんなんで、よくもその面下げて帰ってきやがったな」
「だって俺ここ以外に帰るとこないしさあ」

なんかよくわかんないけど今回はいろんなことがあってこんな遅くなっちゃったけど、あんたが気にしてくれてるとか、思わなかったし。

今までは、何度佐助に言われても聞き流してきた言葉だった。佐助の両親は健在だし、さして頑丈そうには見えなくとも佐助自身が立派な成人男性だ。わざわざ探さなければ見つからないほどの綻びかけた縁を辿らなくとも良いと思っていた。
けれども、小十郎には理解できないなんらかの理由で佐助はここに固執しているのだ。
半ば無理やりでも最初に居場所を与えてしまった以上、最後まで面倒を見るべきなのだろう。佐助が自分の意思でここを出るまで。
無言の意味をどう捉えたのか、壊れた携帯電話を見せ付けていた佐助の口調が少しだけしおらしくなる。

「…まだ怒ってる?」
「別に最初から怒ってねえよ」
「出てけっていったじゃん」
「帰って来たじゃねェか」
「えーーー、俺結構気にしたよ??」
「ああそうかよ」

そうだよー俺は結構寂しかったんだよ、と佐助は言う。

「あんたは俺がいなくても平気だったでしょー?」
「もう少ししたら葬式を出してやろうと思ってた」

肯定の代わりにそう告げてやると、佐助はさすがに顔色を変えた。
えっ何それ?!酷くね??!!と叫ぶ佐助に、連絡ひとつ寄越さねえで半年もいなくなった野郎の台詞じゃねえよと返してやる。しばらくむくれていた佐助だったが、急に態度を変えて言うことには、

「え、でもそれってもしかして心配とかしてくれた?」
「してねえよ」
「えー、だって葬式って金必要じゃん」
「てめえの生命保険で出してやるつもりだったんだよ」

俺かけてないよ?と首を傾げる佐助の頭を、住所不定だからな当然だと、其れこそ当然のように一発殴ってやった。佐助はいたいー、といいながらへらへらと笑う。
笑いながら、あーそういえばと言いながら顔を上げた。

「なー、あんたさあ、来週辺り誕生日じゃね?」
「ああ?よく覚えてんな」

まさかそれに合わせて帰ってきたとか言うんじゃねえぞ、と小十郎が言えば気持ち悪いこというなよ鳥肌立っちゃったじゃん!!!と佐助が返す。

「じゃなくて、だってあんたと俺の誕生日ってちょうど半年違いでしょ」

ああ、と小十郎は思い出す。そういえばこれが出ていったのは4月の終わりだった。
佐助の誕生日が5月のはじめだということは耳にたこができるほど聞かされている。聞かされた割に何かを強請られた記憶はないのだが、男の誕生日を覚えているという事実がほとんど拷問のようなものだ。
そうして今は9月の終わり。
小十郎の誕生日は、10月の初めだった。

「なんかあげよーか」
「別にいらねえよ」
「なんでよ。俺今ちょっと金持ちよ、それなりに」
「てめえは今じゃなくてもそれなりに金持ちだよ」
「?何の話??」

隠し口座を知らない佐助は、わけが分からないという顔で首を傾げる。
小十郎は、わからなくていいんだよと言いながら佐助の腕に佐助が持ち帰ってきた大量のいかを押し付けた。まだ新鮮ないかを、こいつはどう陸輸してきたのだろうとちらりと考えた。別に佐助は、いかが好きなわけでもないのに。

(俺は結構好きなわけだが)

佐助がそれを知っているとは思わなかった。

「てめえはさっさとそのいかでつまみを作れ」
「えー、俺帰ってきたばっかりなんですけど」
「別に体力消耗するほど急いで帰ってきてねえだろ。とっとと捌け」

まだ文句を言う佐助の背を蹴り飛ばして、キッチンへと追いやる。
新聞とってー、皿とってー、徳利出してー、という佐助の言葉に一々動いてやった。佐助が持ち帰った清酒は熱燗になるらしい。無駄に対面式のキッチンで、いかを捌く手元を見つめたまま不意に佐助が言った。

「ねえ」
「なんだ」
「俺、ここにいていいの」

半年前と意味は同じ、だけれども問いの形は違う。
いてはいけないのかと尋ねられれば答えに詰まる。決していてほしいわけではないからだ。その通りだと帰してしまうのは簡単だが、それでもいなければいないで苛々することが分かった、ので。
いていいのかと訊かれたならば話は簡単なのだ。

「すきにすりゃあいい」



声音も文面もそっけない小十郎の言葉に、佐助はへらへらとした笑みを深くする。
小十郎はその顔に半年間の溜飲を下げて、佐助がほたるいかを炙る手元を眺めていた。



[ そして夜は昨日を繰り返す / 現代パラレル / 小十郎と佐助 ]

ものすごい勢いで夢見た感じの現代パラレルで、 29歳片倉殿と25歳佐助のよく分からない同居話です。
ファーストコンタクトが佐助17と小十郎20、現在(本文)で佐助が25で小十郎が29、
22で片倉殿が卒業してから 7年間こういう感じで付き合ってきてます。